照明用配線ダクトはライン決めがかなり重要です

照明用の配線ダクトは天井側に取り付けるものですが、希望する用途による違いはあるものの、通常は天井の端ではなく壁からある程度の距離を置いて設置するものです。

この方法で照明器具の本来の効果を発揮させることができ、あらゆる角度に位置決めを自由にできます。取り付けの際には、十分にライン決めをする必要性があり、特に2本以上の配線ダクトを設置するような際には重要です。天井中央部分等に設置されている照明器具用のソケットから電源をとる方法では、配線ダクト中央にある金具を接続させるだけなので問題にはなりません。他のコンセントから電源を取って使う場合は、自由に位置決めできるので、最適なラインを探ることが必要です。

ライン決めは利用者の目的により違いはあります。事例の中には2本の配電ダクトを用いてリビングとダイニングを照らせるように取り付けする方も存在します。この場合は天井部分に梁など境界が無い場合は、2つの空間を1つと考えて全ての箇所を照らせるようにラインを決める方法なので、リビングのやや窓側寄りに1つを取り付けて、もう1つはリビングとダイニングの境界より少しダイニング側に取り付ける方法もベターです。

3本以上の配線ダクトを使う際には、平行に取り付けする方法だけではなく直角にライン決めをする方法も悪くはありません。全ての配線ダクトをバラバラの位置にしてしまうと、室内の見栄えが良好とは言えない状態になるので、取り付け作業の際にはあらゆるシミュレーションをしてから、マスキングテープで目印を付けてから固定する方法が無難です。

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