配線ダクトで屋外使用は専用品と高い技術が必要です

配線ダクトは屋内側で使用されることが多いのですが、電気を使用する住宅設備機器の増加により、屋外でも利用する住宅は増えていることが実情です。

主に外壁に沿って施工するものですが、屋外用の配線ダクトは専用品を選ばないと後から問題が生じてしまいます。屋外用として販売されている配線ダクトはネット通販でも簡単に探せますが、屋内用との大きな違いは本体の両サイドに穴が開いていないことです。

格子状に穴が設けられているタイプは屋内用では多用されていて、耐熱性に優れている特徴があります。屋外用の場合は完全密閉型で作られているタイプが扱われており、ダクト内は外気の影響を受けにくくしています。屋外使用では、雨や風、雪や雹などの被害を受けやすい環境にあることから、穴が開いていると中に通しているケーブルは劣化を起こしてしまいます。完全密閉にすることで長期間にわたり問題の起きない設備に仕上げられると共に、電気製品の保護に役立ちます。施工は設置場所によっては素人では難しい一面があります。

接合部分で少しでも隙間が出てしまうと、その部分から浸水してしまい、密閉型の配線ダクトという構造上、内部が水で溜まってしまう危険性があります。接合部分は必ず専用パーツを用いて施工する方法になり、屋外用の場合はパーツは豊富に販売されているので、基本的にはどのような曲げでも対応はできます。プロに任せると安心できる仕上がりを実現できますが、DIYで施工する際には継ぎ目部分にはシーリング材を十分に用いることが必要なケースがあります。

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