テレビやパソコン・ゲーム機など、一般家庭のリビングには多くの家電製品が設置されています。
昨今の家電の場合、常時電源ケーブルをコンセントに繋げて使用することが前提となっており、家電が多くなると必然的に電源ケーブルも増えることになります。配線ダクトがあらかじめ備わっているお家であればケーブルを綺麗に収納させられますが、ない場合は床にケーブルを這わせたままで見た目が悪いばかりか、足を引っ掛けて転倒事故を起こす恐れもあり早急に対処をするのが望ましいでしょう。
配線ダクトを取り付けるには電気工事専門会社に依頼をすれば、「外付け工法」という方法で壁にダクトを設置してもらえます。この配線ダクトは化粧カバーという呼ばれ方もするもので、レール状の筒を壁に取り付けて内部に電源コード収納することが可能です。10mm～1000mmまでのダクトが販売されていますが、一般家庭で使用する際は200mm以下の製品が部屋の美観を損なわず扱いやすいです。
「外付け工法」の場合、必ず壁に取り付ける形になるので500mm以上の配線ダクトだと目立ちすぎるので家庭向けとはいえません。また、電気関係法規で家庭内で用いるダクトは火災防止の観点から、1度に3本までの電源ケーブルのみしか収納できないので細い製品でも事足ります。電気工事専門会社に取り付け工事を依頼すれば、ご家庭に向いている配線ダクトを数種類案内してくれるのでその中から希望に合うものを選びましょう。